取って代わられる存在

みんな書いているようにとても早かった

1年生の頃を鮮明に思い出せるしはやかったけどつまっていた

この代は飛び抜けてうまいやつがいないと言われていたが自分からしたらみんなありえないくらいうまかった、うまくなっていった

もちろんそれ相応の努力があってこそ。

小さいときにサッカーしてなかったとか、どう頑張っていいかわからないふりをしていた

気づいたらBチームにいるのは自分だけになっていた

どうにかして追いつきたかった

もっというならチームにとって代わりのきかない選手になりたかった

そういう選手がうらやましかった

サッカー面でのふがいなさで自分なりにチームの仕事をして居場所を確保していた、するしかなかった

その中でのコロナ

自分にとってはコロナ禍での自粛はプラスだった

怪我をほぼしたことがなかったのでサッカーから離れる機会がその時の自分には必要だった

そのなかでいつしか本当にチームにとって換えのきかない人間ってごく一部しかいないことに気がついた

むしろ全員引退するのだから誰一人いないのかもしれないと

そこからすごく楽になった

とってかわってやろうと思えるようになっていた

そこからも色々あったけどそこは引退のときのスピーチにとっておく。

裏テーマとして余命過ぎてる父にトップで出てる姿を見せることを掲げていた

開幕戦で奇跡的に出られたことは本当に嬉しかった

父の死を利用しただけかもしれないが

精神すり減らして育ててくれた家族にとりあえずなにか力を与えられたのならそれでいい

最後試合も少なくなってきてこのブログを書くことで自分が引退する事実を実感してる

最高の仲間と最後までサッカーを楽しみたい

これを読んでくれた人に何かを与えられたことはないと思うがエゴを出させてもらった

初めて思ったままに書いた

読んでくれた人ありがとう🙇

#6 漆原 和


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