ダリア

4年間通して、自分を好きになれたことがあまりなかった気がする。昔から自己肯定感が低く、常に自分のダメな所を探してしまう。結局それは22歳になっても変わることはなかった。

不器用な自分、口下手な自分が嫌いだった。一番嫌いだったのは、サッカーをしている自分だった。なんでこんなことができないのか、周りの奴はできているのに。練習のたびにそんな思いをしていた。

諦めずに続ければいつかうまくなる。そう思っていたら引退が近づいていた。結果まぁ上手くはなったが部に貢献できるほどでは無い。4年生の中で一番下手だとも思う。悲しいけど。

サッカー部人生を軽くおさらいしてみた。

1年の頃、朝早く起きてボールを背負って40分チャリを漕ぐ。公式戦にはあまり出ず。しんどかった。

2年の頃、多少アイリーグにはでるも、特に結果は残せず。しんどかった。

3年の頃、ラッキーベンチ入り、モチベーションはあったがそれ以降は特になし。しんどかった

4年の今、アイリーグBのキャプテンを任され自分なりに頑張る。1勝して梅津に託す。たぶんキャプテンマーク2キロくらいあった。

思い返せばしんどいことしかない…わけでもなく、楽しいことも多かった。

年目でニセコ、旭川旅行に行った。みんなでお酒を飲んだ。温泉に行った。麻雀を打ちまくった。その他もろもろ。

反省点は努力が足りなかったこと。筋トレとか自主練とかもっとすれば変わってたかもしれない。時すでに遅し。

あとはサッカーを楽しめなかった時間が多かったこと。

結局サッカーで結果を残すことができなかったけど、いい友達や後輩とサッカーができて,一緒に居れて本当に良かった思う。おかげで少し、自分のことが好きになれた気がする。


#16 椋本一輝

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