できることをやろう

最近とてつもなく雪が降って寒かったり、雪が溶けるくらい暖かかったりと北海道の気候の厳しさを実感します。僕の地元の兵庫県ではそもそも雪は降らなかったし、今冬のような急激な気温の変化は感じられませんでした。札幌での生活も慣れてきたように思えましたが、なかなか一筋縄ではいかないところがありますね。

 さて、このブログを読んでくださる方の中で、何かしらの場面で「自分は必要なのか?」と思った人が少なからずいると思います。そういう僕も思ったことがありますし、大きな悩みの種になることがあります。公に自らの意見を発する機会はめったにないですから、これを良い機に少し僕の考えを述べさせていただきたいと思います。

 まずこういうことを考える場面というのは、『自分が何もしていない時』もしくは『自分が何をしても周りに影響が及ばないと感じる時』の2通りだと思います。そういう時に弱気になって、「もう辞めてしまおう」と思うのです。しかし、この場合に辞めることを選択するその行為が一番もったいないのではないでしょうか。日本語でやらない後悔よりやった後悔という言葉があります。その通りだと思います。やらない後悔とはどういう後悔かというと、自分の可能性を捨ててしまった後悔です。「もっとやれたのにな」とか「やってみたら何か変わったのかな」とかそういうことです。この種の後悔はさらに人を追い込み、メンタルを蝕んでいきます。一度捨てた可能性は二度と戻ってこないのです。逆にやった後悔というのは、やり切ったあとに失敗したことに対する後悔です。比べてみてどっちが気持ちのいいものかは明白でしょう。

 結局何が言いたいかというと、僕は可能性を捨てないでおこうと思ったということです。もしやめるかやめないかの境にいるのなら、辞めた後に持ち得る可能性と比較しよく考えてから決断してください。その結果の決断なら、誰も止めないし、自分でも納得すると思います。そして継続すると決めたなら、まずは自分のできることをやってみてください。自分という個人が必要とされない時は決してないと思います。誰かが必ず必要としてくるだろうし、僕はそうであると信じています。そこで自分ができることを発揮できれば、さらに周りの人達は必要としてくれるのではないでしょうか。

 余談になりますが、北大サッカー部では新入部員を選手、マネージャー問わず大歓迎しています。少しでも興味のある方は、気軽にtwitterやインスタにDMを送るなり、質問箱に投稿してください。答えられることならなんでも答えます。お会いできる日を楽しみにしています。

#6 椋本 一輝

北海道大学体育会サッカー部

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