主将挨拶

 平素よりご支援・ご声援いただき誠にありがとうございます。2020年シーズンの主将を務めます、多賀遼太郎と申します。北海道大学体育会サッカー部は2季前の主将の時に95周年を迎え、100周年を目前に控えております。この歴史あるサッカー部の一員として携われることを嬉しく思うと同時に、部を率いる主将としてより一層の責任感を持ち、日々精進していく所存です。
 私が今季のチームに最も求めたいものは「戦う・闘う」姿勢です。
 一つ目の「戦う」は物理的に争うこと、つまりピッチの上で戦ってほしいということです。闘争心剥き出しで相手に向かっていくこと、仲間同士・先輩後輩など関係なく厳しく言い合う姿勢を貫いてほしいです。
 二つ目の「闘う」は目に見えないものと争うこと、つまり自分自身の弱さと徹底的に闘ってほしいということです。大学生は本当に多くの誘惑があります。バイト、お酒、遊び、食事、睡眠…。高校生の頃とは比べものにならない数の誘惑があります。その中でも意識を高く、意思を強く持ち、己に打ち克てるかどうかがサッカーでの結果に如実に現れるでしょう。妥協しそうになる自分がいる…。日頃の練習・試合はもちろん、日々の生活の中でも自分と「闘う」ことを忘れずに。
 主将である自らがこの「たたかう」を一番体現しなければなりません。ここに記すことで妥協できない状況を作り、「たたかう」ことへの第一歩を踏み出そうと、そのような思いです。
 「一瞬の妥協、一生の後悔」
#4 多賀遼太郎

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